【初心者向け】最初の1台におすすめする後悔しないメバリング用リール

メバリング

リールは本当に色々な商品があるけど、メバリングを始めるのに一番オススメのリールって結局どれ?と迷ってしまいますよね。

釣り具屋に置いているリールの主要なメーカーだけでも

  • SHIMANO:シマノ
  • Daiwa:ダイワ
  • Abu Garcia:アブガルシア
  • KastKing:カストキング
  • tailwalk:テイルウォーク

などがあり、Amazonや楽天では中華系メーカーも多数目にします。

また、スピニングリール・ベイトリールに番手やハイギア・ローギア、シャロースプールなど品番だけでも目が回りそう・・・

私自身、メバリング以外にもシーバスやロックフィッシュなど様々な釣りをする中で、色々なメーカーのリールを使い倒してきました。

この記事では、そんな私が、後悔しないメバリング用リールの選び方について簡潔に解説します。

この記事を読むと、初心者が快適にメバリングを始めるのに必要なリールのスペックと、選ぶうえでの注意点が全て分かります。

数あるリールの中から、メバリング初心者の方に今一番オススメできる1台について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

それではどうぞ

【初心者向け】メバリング用リールに求められる性能

トラブルが少なく快適にメバリングを楽しめるリールに求められる性能(スペック)について解説していきます。

今回は、初心者がメバリングを始めて最初に行くであろう、漁港の常夜灯周りのナイトゲームを行うシーンを想定しています。

初心者でも軽量のリグを扱いやすく、かつトラブルが起こりにくいリールのスペックは

  • スピニングリールであること(ベイトリールは扱いにくいため×
  • リール本体が軽量で、軽量リグの存在を感じやすいもの
  • ハンドルの巻き感が軽く、潮の流れを感じやすいもの
  • PEライン0.4号×150m以上の糸巻量があること
  • 糸ふけの回収が早いハイギアモデルであること
  • トラブルを防止する機構が搭載されていること
  • あまり高額でないこと

簡単に言うと、上記の基本性能を満足したうえで、値段が手ごろなスピニングリール(できれば信頼できるメーカー品)が初心者が最初の一台に選ぶべきリールとなります。

かなりワガママ言ってますが、

本記事ではそれを両立するリールをオススメしています。

本来、リールはそれほど精密な機器ではないため、砂の上に直置きしたり海水に水没させなければ、そんなに致命的なダメージを受けることはありません。

しかし、初心者の方は中級者以上の方と違い、勝手がわからず不意にリールを落としたり、ぶつけたりして破損してしまうこともあるでしょう。

ネット販売で見かけるリールの中には、重量やベアリング数などのスペックが高い割に非常に安価だが、材質の耐久性が低く、すぐに壊れてしまうなど、当たり外れのある地雷リールも多数存在します。

スペックや価格はもちろん重要ですが、アフターフォローやメーカーの信頼度なども考えたうえで、選択しなければ後悔することになるかもしれません。

リール紹介は、価格帯ごとに〇選という形で紹介されているケースが多いですが、今回は私が心からオススメできる一台を厳選して紹介していきます。

メバリング初心者にオススメする1台

2023年時点で、私がメバリング初心者に一番オススメできるスピニングリール・番手は、『ヴァンフォードC2000 SHG』になります。

こちらは、シマノ社から販売されている、「超感度・軽量」が売り文句のリールです。

「クイックレスポンスシリーズ」と呼ばれる剛性よりも軽さを重視したグループに分類され、最上位機種の『ヴァンキッシュ』の弟分(上から2番目の価格帯)です。

【製品スペック】
・ギア比:6.1、最大巻上長:82㎝/ハンドル1回転
・自重:150g
・糸巻量(PE):0.6号×150m、0.8号×110m、1号×80m
・ハンドル長さ:45mm
・ベアリング数:ボールベアリング×7/ローラー×1

 

【搭載されている機構】
>>>各機構の説明はシマノHPを参照

・HAGANEボディ
・HAGANEギア
・マイクロモジュールギア
・Xシップ
・サイレントドライブ
・マグナムライトローター
・Xプロテクト
・Gフリーボディ
・AR‐Cスプール
・ロングストロークスプール
・CI4+
・S A-RB
・ワンピースベール
・海水対応
・新設計ベール開閉機構
・新形状ラインクリップ

『ステラ』や『ヴァンキッシュ』といった最上位機種にも採用されている、最先端の機構をこれでもかと採用し、かつ値段が約半額というお得感。

同じくクイックレスポンスシリーズの最上位機種『ヴァンキッシュ』と比較すると、「リジッドサポートドラグ」というドラグを安定して出す機構が無い分、ドラグ性能は若干劣ります。

しかし、メバリングやアジングといったライトゲームであれば、青物などと違ってドラグをフルに使ってやり取りする必要があまり無い、全く問題ありません。

非常に高い基本性能と、抜群のコストパフォーマンスが『ヴァンフォードC2000 SHG』の魅力です。

次に釣り人目線でオススメの理由を解説していきます。

オススメの理由(メリット・デメリット)

 

メバリング初心者の方が『ヴァンフォードC2000 SHG』を使用するメリット・デメリットは以下の通りです。

【デメリット】

  • 中級モデルのため、エントリーモデルと比較して価格が高い(実売価格:25,000円程度)
  • 最上位機種のヴァンキッシュと比較してドラグ性能が弱化低い
  • ハイギアモデルのため、安定したスローリトリーブには慣れが必要

【メリット】

  • メバリングで使用する1g以下の軽量リグの存在感を感じやすい
  • ハンドルのがたつきが少なく、安定したリトリーブが可能
  • 巻き感が軽いため、潮の流れを感じやすい
  • ロングスプールのため、飛距離を出しやすく、「もう一押」しができる
  • 十分な糸巻量がある(PEライン0.6号×150m)
  • ハイギアであり、糸ふけが楽に回収できる
  • 各機構のため、トラブルレスで錆にも強いため長く使える

エントリーモデルと比較すると確かに高額ですが、機能面が非常に充実した高コスパのモデルであり、非常に高いレベルでメバリングに対応することが可能です。

課題となるドラグ性能は、メバリングやアジングなどのライトゲームはライン強度に十分な余裕があるため、ドラグワークをあまり使う必要がなく、特に問題ありません。

メバリングに関しては、ドラグ性能よりも高感度・軽量というメリットが非常に生きるため、『ヴァンフォードC2000 SHG』を選べば間違いありません。

HAGANEボディやXプロテクトが搭載されており、耐久性が高く錆びにくいため、長く使える1台になります。

 

釣り人あるあるですが、何回か使うともっと良いものを使いたいと、次から次へと道具を買い換えていきます。

特にリールは、上位機種であるほど、価格も高くなりますが、パーツの質感・巻き心地・キャスト時の抜け感・剛性感が、初心者が触っても違いが分かるレベルで格段に向上します。

価格UPと性能向上の関係性については、ロッドよりもずっと顕著です。

また、リールは毎年各メーカーから新機構を搭載したニューモデルが発売され、技術躍進が最も著しい釣り道具になります。

そのため、釣り道具の中でも特に高額なロッドとリールのどちらにお金を使うべきかといえば、圧倒的にリールになります。

結局行きつくところは、用途に応じて中級機種(ツインパワー、ヴァンフォード)か最上位機種(ステラ、ヴァンキッシュ)になることが多いです。

結論として、初心者の方であっても、最初から長く使える中級機種を選択するのがオススメです。

 

商品の口コミ

釣り具の口コミサイト「my fishing」を見ても、「若干高い」という意見はあるものの、「メバリング・アジングなどのライトゲームに高いレベルでフィットしている」という意見が大半になっています。

商品の購入方法

シマノ社は自社のHPで製品を販売していないため、実店舗やWeb通販で購入することになります。

上州屋やキャスティングといった大手販売店であれば、店舗でも『ヴァンフォード』を触ることができると思います。(店によっては、ガラスケースの中にあるかも)

店舗かWeb通販のどちらで購入しても問題ありませんが、一般的にはWeb通販(とくにイベント時はポイント還元率が高いので要チェック)の方が安価になります

ただし、『ステラ』や『ヴァンキッシュ』などの最高級フラグシップモデルは、回転部品のアタリなど個体差のチェックのためにも、店舗で購入するのが個人的にオススメです。

 

【リールの免責保証について】

電動リールやDCブレーキのような電子部品が組み込まれている場合を除き、リールには免責保証はありません。

リールに使われる部品は確かに精度が高い加工がされていますが、リール自体は単純な機械であり、普通に使う分には、まず壊れないのが理由です。

ただし、使用後に調子が悪くなった場合は、メーカーが初期不良という形で無償修理してくれるケースが多いため、その点は安心してOKです。

まとめ

最後に、本記事で紹介した内容をおさらいしましょう。

初心者が快適にメバリングを楽しむのにベストなリールは、基本性能が高く、信頼できるメーカーのスピニングリールです。

具体的には・・・

・リール本体が軽量
・ハンドルの巻き感が軽い
・PEライン0.4号×150m以上の糸巻量がある
・ハイギアモデル

これらを踏まえたうえで、私がメバリング初心者に心からオススメする1台として、『ヴァンフォードC2000 SHG』を紹介しました。

中級機種のため価格は決して安くありませんが、上位機種にも採用される機構が満載の高コスパ・高耐久モデルで、ステップアップしても長く使ってもらえます。

ぜひ『ヴァンフォードC2000 SHG』で快適なメバリングを楽しんでください。

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